- 2008-12-25 (木) 11:23
- NICU面会育児日記 | こども、そしてわたし
昨日は水曜日だったので、
旦那っちとともにリッキーに会いに行ったよん。
モルヒネ効果で苦しそうな様子が減ってることを期待しながら…
Nについたら、看護師Mさんから、
「これは病院からのクリスマスプレゼントです♪」と言われ、
Tデパートの包みを渡されました。
(こんなシステムあるんだー…中身はタオルetc.のバスセットでした)
そして、ドナルド・マクドナルドハウスのボランティアさんからのカードも。
手作りの、とても素敵なカードでした。
(*´Д`)
でも、よく考えたら昨日ってイブじゃーん?
渡すなら今日では?
と突っ込みたいトコロだけどスルーしよう。
↑ じゅうぶん突っ込んでる。
オムツ交換の前に、「エステ」を軽くやらせてもらえた☆
左腕だけだったけど、嬉しかったよ~
今日もまた別の箇所をやらせてもらえるといいな
(〇´∀`)
火曜日に10mlで注入再開されたミルクだったけど、
昨日は再び中止されちゃった。
心不全がだいぶ進んでるようで、
胃や腸で消化するための血液の循環が悪く、
ミルクが胃に残ってしまうのです。
リッキー、頼りはもう点滴からの栄養だけだ…
(´;ω;`)
モルヒネのおかげで、
割と穏やかな表情でうつらうつらしてる感じ。
看護師さんに勧められたこともあり、
久しぶりに横抱きにチャレンジしてみた。
でも、何度かサチュが低下してしまい、
30分位でリッキーはベッドに戻りました。
モルヒネ使ってるから苦しそうな表情はしないけど、
酸素が回りにくいことには変わらないんだよね。
苦痛が取り除かれるだけ。
苦痛のもとが取り除かれるわけじゃない。
しかもリッキーの場合は
目が覚めていると呼吸の具合が悪くなるので、
鎮静剤も追加するのね。
だから、余計に寝てることが増えてしまう。
私の予想では、この先は
今まで以上に寝顔を見る機会が増えそうだ。
体重は、12月9日が1746g、
一週間後の16日が1911g、
更に一週間後の23日は2148g。
腹水と浮腫みがどんどん増えてるのが分かるよね…
もしもそういうモノがなかったら、
本当はどれくらいの重さなんだろう…
主治医のI先生は当直明けでいなかったので、
Nの先生のリーダー・Y先生から、
旦那っち、看護師Mさんと一緒にお話を伺いました。
前日にI先生から伺った話と食い違う点は無かったです。
「生まれたときからの心臓の疾患の重症度を思うと、
体重もずいぶん増えて、
よくここまで頑張ってこれたと思います」
「今までは、症状に応じて出来る限りの治療をしてきましたが、
これからは、レントゲンや採血などの
苦痛を伴う治療を減らしてあげたほうが良いと思います」
「もうあまり時間が無いと思うので、
会ってもらいたい人が居たら、
看護師さんと相談して、会わせてあげてください」
「もちろん、これが一過性のもので、
また回復してくれたら私たちはそれが一番良いと思います」
Y先生はとってもスマートでデリケートな女性に見えるので、
うつむき加減で控えめに話されると、
なんだか私のほうが申し訳ない気分になってしまいました…
(;´Д`)
私ね、リッキーに対して「頑張ってる」と言われると、
涙が溢れてしまうのです。
だから、先生が「頑張ってる発言」をした時に、
ぐぁーっときた!
こらえるのが非常に難しく、ちょっと流れ出てしまった。
「ママも頑張ってるよね」って言われても、
私は別に頑張ってないんだよね…
毎日リッキーに会えるのが楽しみなだけなの。
だから別に毎日面会に行くのはツラくないし、疲れない。
そんなわけで、私に対しての「頑張ってる発言」では、
こみ上げてくるものはそれほどありません。
リッキーのもとに戻り、
近くでよぉーく見守りながら、
「リッキーえらいよ~、よく頑張ってるよ~」
って伝えたり思ったりしていたら、
またもや涙が溢れてきてしまい、ちょっと困った。
褒めてあげながら、ぎゅーっと抱きしめたい!
でも出来ないんだよ…
お腹だけじゃなく、
背中の皮膚までパンパンに突っ張ってるから、
きっと体をさすられるのも苦しいと思うの。
だから、手や頭をそぉーっとなでるので精一杯。
子育て中の皆さん、
抱っこをせがまれたら、
っていうか、せがまれなくても、
いっぱい抱っこしてあげて下さい。
チビちゃんが何かを一生懸命伝えようとしていたら、
鬱陶しいと思わずに、話を聞いてあげて下さい。
こどもの時間に付き合ってあげてください。
甘やかせても良いとは言いません。
甘えさせてあげてね。
お願いだから。
前にも何回か書いてるけど、
当たり前だと思ってることは、
当たり前に出来るわけじゃないのです。
大切な大切なひとときなんだよ…
おとといの晩も、昨日も、
布団に入るとすぐに私の涙のダムは決壊しました。
こんなにつらい思いをしてしまっても、
リッキーの命を救って、
生きさせようとしてくれた病院に対しては、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
もうちょっと、「こちら側」でリッキーと一緒にいたいな。
まだ「あちら側」には行かないで、もう少し待ってね。
リッキー、今日はクリスマスだよ☆
サンタさんからのプレゼント、持っていくね!
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