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リッキー、初めてのクリスマス☆

昨日はクリスマスでしたねぇ~

リッキーに会いに行ったら、
枕元にプレゼントのミニチュアやお正月仕様のほっぺたシールがあって、
看護師サンタさんへの感謝の気持ちでいっぱいになりました
(*´Д`)

リッキーは、全体的に浮腫みが広がっていて、
皮膚がピーンと張りつめているせいでだいぶ窮屈そうな体に見えました。

オムツ交換の時に気付いたんだけど、
いつもは骨と皮だけのお尻が、
ブドウみたいに瑞々しいというか水を含んでるのが見て分かって、
なんとも居たたまれない気持ちになりました。

連日、気管内洗浄をしてもらってるんだけど、
その時に「徐脈」といって心拍数が落ちてしまう状態になってしまい、
そこから戻るのがすごく大変なようでした。

主治医のI先生に呼ばれて、またお話を伺いました。
「オシッコの出もあまり良くなかったり、
腸も動きがなくなっていて、
残念だけど、心臓が限界にきてしまってるようです。」

先生からの質問。
「今までにも聞かれたと思うのですが、
いざという時、電気ショックや心臓マッサージなどはどうしますか?」

電気ショックや心臓マッサージって、かなりの負担になるんだよね。
そして、それをしたからといって、必ず蘇生できるとは限らない。
私は、電気ショックはしなくてもいいと思うけど、
先生は、両親が駆けつけるまで頑張らせたいと思って下さっているので、
心臓マッサージは、こちらが「しないで下さい」といわない限りは
する方針のようです。

後は、点滴や気管に薬を入れて、最期のときに間に合うように
リッキーの状態を保っていて貰えるようお願いしました。

「リキトくんは今まで本当によく頑張っていて、
お父さんやお母さんも頑張っていたと思うから、
最期のときまで頑張ってもらって、
心臓が動いているうちに会ってもらいたいと思ってるんです」
と話す先生の目は、涙でうるんでいました。

先生がウルウルしてきてしまうほど、
リッキーの状態は良くないってことなんだよね、きっと。

その後Nの部屋に戻って、
リッキーをひざ布団(バスタオル上に横向きに寝かせて)したら、
少し目を開けてキョロキョロしていて可愛かった
(*´Д`)

頑張ってひたすら生きてるんだよね…
ありがとうね、リッキー☆

帰りがけに看護師長さんに説明室に呼ばれて、
「ここ数日、先生からお話を聞かされてると思うけど、
お母さんとしてはどうしたい?」

話し合って、
あきらめたくない気持ちもあるので、
今している治療はそのままで、それ以上の積極的な治療は
避けてもらうようにしました。
完全な安楽ではないので、
リッキーにちょっと負担はかかるけど、
治療してもらうことで良くなることも無いとは言えないでしょう?
って思ったので。

27日に上の子たちを連れてくると言う私に、
「え!それでいいの?リアルにかなり悪い状態だよ?」
っていう師長さん。

ちなみに、
うちと同じ年齢層の大きいお子さんがいることもあって、
看護師長さんとは普段からざっくばらんに会話する関係です。

師長さんからの提案で、急遽夜に家族みんなで面会をすることになりました。
あとは、月曜あたりまで24時間いつでも面会しても良いことに。
いろいろ配慮して貰えて嬉しいです。

夜、家族全員が揃いました!
初めてのことなんだよね、実は
(〇´∀`)

みんなが来て賑やかにしてるのが聞こえたようで、
リッキーは薄目を開けたりしてた。

代わる代わる撫でたり声を掛けたり、
看護師Kさんが家族写真を撮って下さったり、
素敵なクリスマスの思い出が出来ました。
本当に良かった!

昨日は布団に入っても泣く暇も無く爆睡でした…

今日も無事にこの時間。
面会に行くのが楽しみだよ~
(。ゝд・)ь”

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